介護の仕事を目指し始めた方にとって、介護福祉士は夢の存在です。介護福祉士は厚労省の試験で認定されるものなので、キャリアを考える中で最も魅力的な存在です。しかし、介護福祉士はいきなり試験を受けるというわけにはいきません。ある程度実務が必要なのです。そして、これを実現するのは、介護福祉士実務者研修の勉強をすることです。介護福祉士の試験を受けるためには、介護福祉士実務者研修の資格が必要です。実務者研修では、450時間の研修が必要とされています。これは、比較的資格の中では長い時間が必要なもので、難易度も高いと言えるでしょう。しかし、自分に合ったスクールを選んで真剣に通えば、取得することができるようになります。
介護福祉士実務者研修を取得しようと思った場合、気になるのは試験の難易度ではないでしょうか。実は、実務者研修を取得する場合、初任者研修や介護福祉士資格と違って、最終試験の必要は無いのです。つまり、実務者研修の研修内容をしっかり理解し、すべての研修に出席するということが条件になります。ただし、スクールによっては理解度を試すための資格試験を準備してくれているところがあります。これは、しっかり理解して介護福祉士の試験に備えるためには必要なことだと言えるので、試験があるスクールを闇雲に避けるのではなく、スクールの試験の難易度を考えた上でやめましょう。また、スクールの試験も再試験を認めるところがほとんどです。